腕のトレーニング のバックアップ差分(No.10)

 
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 *蛇足な解説 [#p13013f1]
 -その1
 腕の種目というと、カールが好まれるようですが……
 本気で腕を太くしたいのであれば、スクワットをはじめとしたBIG3をお勧めします。“細い身体で、腕だけ太い”という人は、まずいないと言っていいでしょう。太い腕をぶらさげられるだけの体が必要です。
 実際「スクワットしかやらないのに腕も太くなった」という事例があります。
 -その2
 その1もふまえて腕の種目ですが、それでも優先すべきはカールよりも上腕三頭筋の種目です。
 腕を構成する筋肉の割合は、二頭筋よりも三頭筋の方が大きいからです。
 -その3
 腕の種目で、コンパウンド種目は多くありません。
 メインには、収縮系の種目や伸展系の種目ではなく、ミッドレンジ系の、より重い重量が扱える種目を選んでください。
 ナローベンチ、ディップス、ライイング・エクステンション。スタンディング・カールなど。
 
 *上腕三頭筋の種目 [#oda4e117]
 
 **フレンチプレス [#ndf209da]
 
 **ナローグリップ・ベンチ・プレス [#z098d5b3]
 -使用器具
 --バーベル、ダンベル、ケーブル
 --バーベル、ベンチ
 -主動筋
 --上腕三頭筋
 -動作
 --かまえ:グリップを拳の間が15cmぐらいでバーベルを握り、頭上に上げて構える。
 --動作:肘の位置を変えずに、肘を曲げてバーベルが頭の後ろに弧を描くように下ろす。一番上腕三頭筋ストレッチできる種目。
 --上腕二頭筋と前腕が接触しない程度まで曲げてまた元に戻す。反動を使わないように。
 -バリエーション
 --シーテッド・フレンチプレス:ベンチに座って行う。
 --ニーリング・フレンチプレス:床に膝をついて行う。
 --インクラインベンチ・フレンチプレス:インクラインベンチに座って行う。
 ---上記3つは、いずれもチーティングが使えないので、ストリクトに行える。また、シーテッド等でオールアウトした後、立ち上がって、チーティングを使って数レップ重ねるという方法もある。
 --アンダーグリップで握る。
 --ダンベル・ワンハンド・フレンチプレス:ダンベルで片手で行う。
 --ダンベルの場合、2つ持つやり方と、1つを両手で持つやり方がある。
 --EZパーを使うと手首が楽な場合がある。
 --上腕三頭筋(狭くするほど外側頭の刺激が強くなる)
 --かまえ:ベンチに仰臥し、ナローグリップでバーを握って胸上に上げて構える。
 --動作:胸の位置に下げ、ふたたび挙げる。
 -注意・tips
 --狭すぎるグリップは、手首に負担がかかるのでさける。
 --まっすぐではなく、斜めに握るなど、握り方をかえれば、かなり狭い握り方もできなくはない。外側頭に効かすには肘を開き気味にした方がよい。
 --ミディアムグリップか、それよりやや狭い程度のグリップでも、上腕三頭筋に効かせることはできる。狭いグリップよりも高重量が扱える。
 
 **ライイイング・トライセプス・エクステンション [#kdf42043]
 -別名
 --ライイング・フレンチ・プレス
 -使用器具
 --バーベル、ダンベル、ケーブル
 -主動筋
 --上腕三頭筋
 
 --バーベル、ダンベル、ケーブル
 -動作
 --かまえ:フラットベンチに寝て、バーベルをナローグリップで持って、胸上に上げて構える。
 --動作:肘をまげ、バーを額のあたりに下ろす。
 -バリエーション
 --ディクラインベンチでおこなう。
 --(追込)ポジティブで挙上できなくなったのち、バーベルを胸の位置にもっていき、プレス動作で挙げて、ネガティブでおろす。ネガティブもできなくなったら、胸の位置からナローグリップベンチプレスを行う。
 -注意・tips
 --かまえから、肘の位置を動かさないように動作する。
 --動作中、肘を開かないのが基本。但し、高重量で肘が開く場合は別。
 --フレンチプレスとは違い、内側頭(肘の近く)にも強い刺激を与える事ができる。
 
 
 **ナローグリップ・ベンチ・プレス [#z098d5b3]
 **フレンチプレス [#ndf209da]
 -使用器具
 --バーベル、ベンチ
 --バーベル、ダンベル、ケーブル
 -主動筋
 --上腕三頭筋(狭くするほど外側頭の刺激が強くなる)
 --かまえ:ベンチに仰臥し、ナローグリップでバーを握って胸上に上げて構える。
 --動作:胸の位置に下げ、ふたたび挙げる。
 -注意・tips
 --狭すぎるグリップは、手首に負担がかかるのでさける。
 --まっすぐではなく、斜めに握るなど、握り方をかえれば、かなり狭い握り方もできなくはない。外側頭に効かすには肘を開き気味にした方がよい。
 --ミディアムグリップか、それよりやや狭い程度のグリップでも、上腕三頭筋に効かせることはできる。狭いグリップよりも高重量が扱える。
 --上腕三頭筋
 -動作
 --かまえ:グリップを拳の間が15cmぐらいでバーベルを握り、頭上に上げて構える。
 --動作:肘の位置を変えずに、肘を曲げてバーベルが頭の後ろに弧を描くように下ろす。一番上腕三頭筋ストレッチできる種目。
 --上腕二頭筋と前腕が接触しない程度まで曲げてまた元に戻す。反動を使わないように。
 -バリエーション
 --シーテッド・フレンチプレス:ベンチに座って行う。
 --ニーリング・フレンチプレス:床に膝をついて行う。
 --インクラインベンチ・フレンチプレス:インクラインベンチに座って行う。
 ---上記3つは、いずれもチーティングが使えないので、ストリクトに行える。また、シーテッド等でオールアウトした後、立ち上がって、チーティングを使って数レップ重ねるという方法もある。
 --アンダーグリップで握る。
 --ダンベル・ワンハンド・フレンチプレス:ダンベルで片手で行う。
 --ダンベルの場合、2つ持つやり方と、1つを両手で持つやり方がある。
 --EZパーを使うと手首が楽な場合がある。
 
 **トライセプス・キック・バック [#g7de3263]
 -別名
 --キック・バック、プッシュアウェイ
 -使用器具
 --ダンベル、ケーブル、フラットベンチ
 -動作
 --かまえ(右):左手と、左ひざから下をベンチにのせ、右脚を伸ばして後方に置き、右手にダンベルを持って、腕を伸ばす。肘を挙げてダンベルを持ち上げ、上腕部が床と平行になったところでかまえる。
 --動作:肘を支点に、ダンベルを後方に円弧状に引き上げる。腕が伸びた状態で、できれば若干静止し、前腕が垂直位置になるところまで戻す。
 -バリエーション
 --ケーブル・キックバック:ケーブルで行う。
 --両手でダンベルを持って行う。
 -注意・tips
 --振り上げないこと。そのため、スタート位置で、前腕が垂直よりあまり前にでないようにする。
 --肘をなるべく動かさない。ただし、一番上の位置で、腕が水平より上がった場合はこの限りではない。
 --上体は、床と平行、背中はまっすぐに保つこと。
 --ぎゅっと収縮させる事が目的の種目なので、収縮感を感じられないほどの重量を扱わない事。
 
 **プレス・ダウン [#ldf2f623]
 -別名
 --プッシュ・ダウン
 -使用器具
 --ラットマシン又はケーブルマシン、
 --ラットマシン又はケーブルマシン
 -主動筋
 --上腕三頭筋
 -基本的なトレーニング
 --足を肩幅程度に開いてマシンの前に立つ。マシンのバーを肩幅程度のグリップで握り肘を曲げて脇を締める。肘の位置を固定したまま肘を伸ばす事によりバーを押し下げる。この時に完全に肘を伸ばさないように。下まで押し下げたらゆっくり戻す。
 --バリエーション
 --ロープを使うと、強烈な収縮感を得る事ができる。腕を開いて収縮させると外側頭に、閉じたまま収縮させるのと長頭が最も収縮する。
 --リバースグリップで行うと、長頭を収縮させる事ができる。
 
 **ディップス [#d8a0ff75]
 -使用器具
 --ディップスバー
 -作用筋
 --上腕三頭筋
 -動作
 --かまえ:ディップス用のバーを握り、腕を伸ばした状態で構える。
 --動作:肘を支点に腕を曲げ、上体を上下させる。
 -注意
 --上体を前傾させるとより胸に効いてしまうので、上腕三頭筋をターゲットにする場合は、上体は立てた状態を保つ。
 --負荷がきつすぎる場合は、足先を何かにのせるか、持ってもらう。
 --負荷が軽い場合は、専用ベルトでプレートをつけるか、ベルトに紐を通し、プレートやダンベルを下げるなどして負荷を増加させる(専用ベルトでない場合は、プレート等の脱落に十分注意すること)
 
 **リバース・プッシュアップ [#vf6e37ef]
 -使用器具
 --フラットベンチなど。
 -作用筋
 --上腕三頭筋
 -動作
 --かまえ:ベンチに、背中側で手をつき、脚を前に伸ばし、足先をベンチなどに乗せる。
 --動作:腕を曲げ伸ばする。
 -注意・tips
 --負荷がきつければ、足を床について行う。
 --負荷がたりなければ、バーベルやプレートを大腿部にのせる。
 --インナーマッスルに負担が掛かる種目なので、肩に不安がある人は行わない。
 
 *上腕二頭筋・上腕筋の種目 [#qa7e63ee]
 
 **スタンディング・カール [#sf0e701d]
 -使用器具
 --バーベル、ダンベル、ケーブル
 -作用筋
 --(主)上腕二頭筋、上腕筋、前腕
 -動作
 --かまえ:バーベルを肩幅程度のアンダーグリップで持ち、足を肩幅程度に開いてたつ。
 --動作:肘を曲げ、顎の下あたりまで持ち上げる。ゆっくりと肘を伸ばしておろす。
 -バリエーション
 --バーベル・カール・・バーベルで行う。
 --ダンベル・カール・・ダンベルで行う。
 --ケーブル・カール・・ケーブル・マシンで行う。
 --シーテッド・ダンベル・カール・・ベンチにすわって行うダンベル・カール
 --ベントオーバー・カール・・上体を大きく前傾させて行うカール。
 --チーティング・カール・・チーティングして挙げるカール。上級者向き。
 -注意
 --肘を後方に引いてしまうと、上腕二頭筋にかかる負荷が大幅に逃げてしまう。
 --肘の位置は、なるべく動かさない。動かす場合は、前方に動かすと、フィニッシュでの収縮がきつくなる。
 -tips
 --前腕を内側に回転させる=スピネイトさせると、上腕二頭筋がより収縮する。ダンベルで行うときは、このスピネイトを意識して行うと、より効果的である。
 --バーベルの場合は、EZバーよりも、ストレート・バーの方が上腕二頭筋が収縮し、また、ワイドグリップで行った方が収縮する。
 --より高重量を扱うためには、EZバーや標準幅グリップが有利であり、重視する目的により使い分ける。
 --手首を返した(甲の側に曲げた)状態で行うと、上腕筋、腕橈骨筋への刺激が強くなる(但し、手首に負担がかかるので重量に注意)。
 
 **インクラインベンチ・カール [#cbbe85ec]
 -使用器具
 --ダンベル、インクライン・ベンチ
 -作用筋
 --(主)上腕二頭筋
 -動作
 --かまえ:インクラインベンチに仰向けに寝て、ダンベルをもつ
 --動作:肘を曲げてダンベルを持ち上げる。
 -バリエーション
 --フラットベンチ・ライイング・カール・・・フラットベンチに寝て行う。
 -tips
 --筋が伸びた状態から引き上げるので、スタンディング・カールとは違った刺激がえられる。
 --上腕二頭筋の長頭をもっとも刺激できる種目。二頭筋の幅が付く。
 
 **プリーチャー・ベンチ・カール [#ica3aba1]
 -使用器具
 --バーベル、ダンベル、ケーブル、プリーチャー・ベンチ
 -作用筋
 --(主)上腕二頭筋
 -動作
 --かまえ:プリーチャー・ベンチに腕を乗せ、肘を伸ばしてかまえる。
 --動作:肘を曲げて持ち上げる。
 -バリエーション
 --通常おこなう面と反対側の90度になっている面を使って行う。
 --ケーブルで行うと、終始負荷がかかるため、ダンベル・バーベルと違った刺激が得られる。
 -tips
 --初代オリンピアのラリー・スコットが推奨したことから、スコット・カールとも呼ばれる(ラリー・スコット自身は、普通のプリーチャー・ベンチとは異なる形状のベンチを使うものと言っているので、本人的にはイコールではないらしい)
 --上腕二頭筋短頭を効率よく鍛えられるので、二頭筋のピークを高くすることが出来る。
 
 **コンセントレーション・カール [#f1cac7d1]
 -使用器具
 --ダンベル、ベンチ
 -作用筋
 --(主)上腕二頭筋
 -動作
 --かまえ:片手にダンベルを持ち、ベンチに座って上体を前傾させ、肘を膝の内側につけて固定する。
 --動作:ダンベルをまきあげるように持ち上げる。
 -バリエーション
 --ベンチを用いず、ベントオーバーの姿勢で、立って行うこともできる。
 --ケーブルで行うときは、床に座った姿勢で、片脚を立て膝にして、そこに肘を当てて行う。
 -注意・tips
 --コンセントレーション、であるので、上腕二頭筋に意識を集中し、反動を使わず、ゆっくりと上げ下げするのが基本。
 --反対側の腕がフリーなので、自らフォースド・レップを行える。
 --上腕二頭筋短頭を刺激できる。
 
 **ハンマー・カール [#m3748991]
 -使用器具
 --ダンベル
 -作用筋
 --上腕筋、腕橈骨筋、上腕二頭筋
 -動作
 --かまえ:ダンベルのシャフトが前後(体面に対して垂直)方向を向くように持って立つ。
 --動作:ダンベルのシャフトの方向を保ったまま、肘を曲げて持ち上げる。
 -バリエーション
 --ケーブル:ロープ状のアタッチメントをつけて行う。
 -tips
 --ハンマー・とんかちを打つ動作からの命名。
 --通常のカールでは刺激しきれない上腕筋を鍛える。
 
 **リバース・カール [#k4887736]
 -使用器具
 --バーベル
 -作用筋
 --上腕筋、腕橈骨筋、上腕二頭筋
 -動作
 --かまえ:オーバーグリップでバーベルをもって立つ。
 --動作:肘を曲げて持ち上げる。
 
 *前腕の種目 [#fd92f063]
 **リスト・カール [#w777233c]
 --
 **リバース・リスト・カール [#l19dc189]

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